住宅購入、予算オーバーで失敗しないコツ｜注文住宅ブログ｜住宅会社選び専門店 おうちの相談窓口　青森・岩手・宮城

建売住宅で予算オーバーしないためのポイント

建売住宅や中古住宅、マンションの購入では注文住宅に比べ予算オーバーしてしまうという可能性は少ないかもしれません。
なぜなら金額の決まっているモノを購入するからです。建売や中古住宅、マンションの購入だけではないですが失敗する可能性として多いのは、物件の金額以外にかかってくる費用を予算に含んでいないことがあります。
皆さんは住宅購入にかかってくる諸費用についてどのくらい知っていますか！？
住宅の購入は大きな金額の動く買い物です。諸経費の数が多いだけではなくそれぞれの諸経費も高額になります。
ここでは詳しい諸経費の詳細は省きますが、だいたい物件の購入金額の1割ぐらいの諸経費がかかると言われています。
4000万円の物件を購入しようとすると4400万円必要になるということです。
購入する物件や買い方のよって諸経費は変わってきますが、予算を考える時には諸経費を含めた予算を組むことが予算オーバーで失敗しないための第一歩です。
 

注文住宅で予算オーバーしないためのポイント 

注文住宅を建てる場合の予算オーバーで気を付けたいポイントは契約のタイミングに気を付けるということです。
注文住宅で予算をオーバーさせないことは実はとても難しい事なのです。なぜなら注文住宅の契約は家の総予算が決まっていないうちに契約するからです。
 
家の間取りがある程度決まった時点で契約することになります。なのでこのタイミングで決まっていないことが多いと、予算オーバーする可能性が高くなります。
 
家の中身の仕様については契約後に打ち合わせになる会社がほとんどです。契約時点では間取り以外ほとんど決まっていません。
 
例えばキッチンやお風呂を何にするか決めるタイミングで、あれもしたいこれもしたいとやりたいことが増えるとオプション費用がかさみます。
また、電気のプランや壁紙なども打合せは契約後です。全てが標準のまま決まるという人は少ないです。なのでそのオプション分がどのくらいかかるのか、契約時の見積に入れておいてもらうか、もしくはそういった仕様がすべて決まるまで契約を待ってもらうと失敗する可能性は一気に減ります。
 
でもそうするとハウスメーカーの営業からは嫌がられます。それはお客様が自社で契約してくれるか分からないからです。
契約だけしてもらえれば他の会社で建てますという人は少ないです。なのでハウスメーカーの営業さんはとりあえず契約してもらおうとします。
なので大事なことはその会社で家を建てることが決まっているなら、しっかりと意思表示してあげることです。
 そうすることでハウスメーカーの営業も安心でき、契約を急かしてくることは無くなるかもしれません。
 
しかしこの方法は会社によって方針が違うので、全ての住宅会社に当てはまるわけではありません。中には契約しないと打合せ自体が進まない会社もあるので、この方法が使えない場合もあります。契約していなくてお金は発生していなくても、実は見えないところで人が動いていて、費用は発生してきているんですね。
 
そして最後は、住んだ後の維持費を考えて予算組をしましょうということです。
いくら購入時の費用が安いと言ってもその家に何十年と住むわけです。
その間に設備が壊れて買い替えたり、修繕が必要になったり費用が発生してきます。
 
また家の購入というのは資産を持つことになるので、それに対する税金が発生してきます。
そういった住んだあとじゃないと見えてこないコストも考えて資金計画していきましょう。
 
当店では住宅の購入を考えているお客様にライフプランニングをしております。
住宅の購入だけではなく、様々なライフステージにおいてどのくらいお金が必要か？本当にこの予算の家を買って大丈夫か？
 
ライフプランをすることで、住宅の購入前にいつどのくらいのお金が必要なのか可視化することが出来ます。そうすることでその後の人生においてのお金の不安を軽くすることが出来ます。
 
ライフプランニングをすることは住宅の購入において無くてはならないものだと思います。住宅の購入をご検討中の方は是非ライフプランニングにお越しください。