2023.12.182階リビングのメリット・デメリット
2階リビングは好きですか?
今日はこのお話しをします。
【メリット】
・上に部屋がない。
→天井を高く取れる。天井が高ければ部屋自体も広く感じられる。
・日当たりの良いリビング。
→日の入る時間が1階よりも2階のほうが長い明るいリビングにしたい場合おススメ。
・近隣が気になりにくくプライバシーを守れる。
→家同士が近いと視線を.感じたり、生活音が聞こえたり落着かないことがあるので
リビングを2階にすることで、これらを軽減できる場合がある。
・眺めがよい。
→場所にもよるが1階に比べると視界を遮るものが少ないので開放的な眺望になること
も多い。
・耐震性が良くなるという事もある。
→リビングの空間を広く取ろうとすると、それだけ柱の数が少なくなります。
1階は個室を設けて土台をしっかりさせ、2階に広い空間を取ると耐震性が良くなると
いう事もあります。
次はデメリットも見てみましょう。
【デメリット】
・階段の上り下りが大変。
→2階にリビングを設けるのであれば、キッチンやダイニングなども2階に
する人がほとんどです。買い物した荷物を運ぶのが大変になるかも知れません。
・子供の帰宅が分かりにくい。
→1階に個室を設けると、玄関から入ってそのまま部屋へ戻る場合が多くなると
考えられます。子供が帰宅したのが分からない、いつ出かけたのかが把握しにくい。
・来客時に面倒。
→2階リビングにいると、来客時にはわざわざ1階へ降りて対応しなければいけない。
それが億劫だと感じる方も居るでしょう。
・夏場は暑い。
→暖かい空気は上にたまる。日当たりも良いので夏は1階リビングよりも暑くなる
ことは覚悟する必要があるのかも知れません。
・1階の防犯面に注意しなければいけない。
→ドアや窓の鍵の閉め忘れなどで1階が無防備になっていたとしても、2階のリビング
で過ごしていると気付きにくくなる。
メリット・デメリットを挙げてみました。
間取りを考える時には、ついメリットにばかり目がいってしまうものです。
2階リビングは大きな魅力がありますが、どのような点がデメリットになるのか
好みの生活スタイルや家族構成、立地条件や間取りの構造など、しっかりイメージ
しながら考えておきたいですね。