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注文住宅ブログ

2023.07.29換気システムは何を選ぶ?

最近では、新型コロナウイルス対策の手洗いうがいもしっかり習慣化されてきました。
ウイルスを外から持ち込まないように、気を付けなくては・・・
 
コロナ対策には手洗いうがい以外にも「換気」の重要性が専門家から指摘されていますよね。

換気イラスト

 

《換気について》

 

理想的な換気を実践できてる方は少ないそうで、「窓開け換気」をされている方が多いと思います。
窓開け換気の場合、窓を開けることによってまだ外気温が低い時期は部屋が一瞬で寒くなってしまったり、花粉の侵入も考えられますよね( ノД`)シクシク…
それに、時間帯によっては子どもだけが在宅する家庭も多く危険性もあります!
 
こうした不安を軽減しながら、手軽に換気ができる方法として、今24時間換気システムへの関心が高まっていて、換気口フィルターの出荷数が伸びているそうです!

機械換気がしっかりしていれば、手洗いうがいを徹底するだけですからね。
安心、安心(*‘∀‘)
 
ただ、設置が義務づけられた2003年以降は24時間換気システムを備えた住宅が増えているものの、正しい利用方法やメンテナンス法を理解している方は少ないそうなんです。
せっかく換気システムがあるのに正しく利用できていないなんてもったいなーい!
 
既にマイホームをお持ちの方も、これから検討される方も、この機会に換気システムについて勉強してみることをオススメします!
まあ、そもそもは購入段階でそういった細かいところまでしっかり説明してくれる会社、担当者だと安心なんですよね・・
 

《換気の種類》

現在の住宅は、気密性が高い高性能な住宅が多くなりました。
その反面、建材などから出るホルムアルデヒドなどの有害物質が室内に滞留してしまいシックハウス症候群を発症してしまいます。
 
そこで、現在の建築基準法では、24時間換気が義務付けられています。
 
第1種換気:排気と給気を強制的に行うもので、熱交換タイプなど高性能住宅に多いです。
第2種換気:自然排気、強制給気で、手術室や研究設備などに使われています。
第3種換気:強制排気、自然給気で、一般住宅に多く使われています。
 
第1種換気は、1階天井と2階床の間に換気システムを設置しコントロールします。
(第一種換気)

空調


第3種換気は、レンジフードなどから排気し室内気圧が下がった分、各部屋の通気口から外気を入れる仕組みです。
(第三種換気)

>スイッチ画像


金額や性能面でそれぞれにメリットデメリットがありますので、
ご家族の健康状態やご予算などでお決めください。
 

 

《メリット・デメリット》

 

第1種換気から第3種換気まで、
それぞれメリットデメリットがあります。
 
第2種換気なのですが、工場や実験室などの特殊な環境に使われる換気システムなのでここでは説明を省きます。
 
第1種換気は吸気も排気も機械で行うため、計画通りに換気することが出来ます。
室内の空気の温度を室外からの空気に移して、夏は涼しく冬は暖かくしてから室内に取り込むことが出来る為、室内の温度に影響が少ないという点がメリットとして挙げられます。
このシステムを熱交換システムと言います。
 
また、高性能フィルターを通して外気を取り込むことが出来るので、
キレイな空気を取り込むことが出来ます。

第1種換気の一番のデメリットは大きな機械を設置するので費用は高くなります。なので費用を抑えている建売住宅などで1種換気の建物はありません。

ダクトタイプとダクトレスタイプの2種類がありますが、ダクトタイプだとダクト内やフィルターの定期的な清掃などによりメンテナンス費用も掛かります。
 

ダクト画像

 
これと比較して第3種換気では排気のみを機械で行い、吸気は自然に取り込むという形をとっています。

小さな換気扇みたいなものが付いていて強制的に排気され、室内の空気が排出されることで室内の空気が減り気圧が下がり、室外の空気を取り込むという仕組みになっています。

3種換気の場合は空気の熱交換が出来ない為、室外の空気を取り入れることで室温が上がったり、下がったりすることで空調に負担かがかりやすくなります。
また機械で空気を取り込むわけではないので、計画的に家の隅々まで換気するのも難しくなります。
 
ただ1種換気に比べて価格を抑えることが出来ます。
寒すぎない、または暑すぎない地域では3種換気でも問題なさそうですね。また極端に空気が汚染されている地域(工場地帯や大きな幹線道路の近く)などは1種換気がおすすめです。
 
ハウスメーカーの規模が大きくなるにつれて1種換気になっていく傾向があるような気がします。
 
換気システムは標準でどちらか決まっていますが、1種か3種か選べる会社も多いのでそれぞれのメリット、デメリットを比較してどちらにするか決めてください。
 
また初めから希望の換気システムがある場合標準で採用している会社を選ぶのも一つの手段ですね!
普段やりなれていない施工をすると費用が上がったりミスをする原因に繋がるのでその辺は注意が必要です。


 
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